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整体集客はスピードの速い人が成功する

2014-04-01 [記事URL]

こんにちは、杉原です。
「スピードが速い人は成功する」

本日は北海道旭川市の整体院「元気の手当て あうん堂」小笠原様の事例になります。
http://www.genkinoteate-aundo.com/
先に、小笠原様よりご感想を頂いておりますのでご紹介させていただきます。

～ここから～

昨年、２０１３年４月に開業。それに合わせてホームページも作りました。
しかし、それが「集客ツール」として全く機能しなかったため、
インターネットで調べて杉原さんに行き当たり、
開業から３か月目に依頼。

４週間後から現在のホームページで再出発したわけです。
集客ツールとしての機能はフル回転。

その違いに驚くとともに、杉原さんにお願いして本当に良かったと思っています。
お仕事をされるきっかけとなったのが、整体師をされているお母様のホームページ制作。

しかしその制作実績を見ると、どのクライアント様のホームページも
似たり寄ったりにしか見えません。
色調も茶色系かオレンジ系で、デザインも同じような感じ。
見ていくうちにためらいが出たのです。

しかし、僕を動かしたのは「理解」ではなく、
長年モノづくりをやってきた人間の「直観」でした。

「この人は何かを掴んでいる。その法則に従って作るから、
どれも同じようなものになるのだ。
クライアントの要求に合わせて様々に作り替える業者とは違う、
『これでなければ駄目なんだ』というものをきっと持っているに違いない」。

その直観に間違いはありませんでした。
SEOもPPCも何のことやら皆目わからなかった僕にイチから色々と教えてくださり、
何よりも集客に効果を上げているからです。

以前のホームページでは３か月で１件だったホームページからの集客が、
杉原さんのホームページでは公開されたその日から集客が始まり、
現在に至るまで毎月１２人以上の新規集客ができているのです。
もっと効果を上げる業者さんが他にもいるかもしれません。

しかし、僕が満足しているのは、杉原さんが「業者さん」というツール以上の存在だということです。
杉原さんに教わったこと、知った沢山のこと

「小笠原さんは経営者なんです」という言葉は、目を覚まさせるに十分でした。
「経営者としての心がけ」ということなのでしょうが、ひと言で言えば「覚悟」。これだったのです。

ここから僕は自分を変えていきました。
杉原様、これからもよろしくお願いいたします。

あうん堂　小笠原光康

～ここまで～

※本当はかなり長文を書いて下さったのですが、
メルマガの都合上省略させていただいております。

小笠原様は２０１３年の夏にご入会いただきました。
当時は開業後間もないということもあり、集客には苦戦していたご様子でした。

現在は店舗から自宅へと営業の場所を移し、集客も順調に来ているようです。
小笠原様とは毎月電話もしているので分かるのですが、とにかく明るく元気な方なのです。

そして特筆すべきは、「行動の速さ」なんですね。
そんな小笠原様とのエピソードで３つ印象深い話があります。

▼１．店舗レンタルから、自宅営業に
電話をしていた時です。

杉原：「無理に店舗を借りるよりも、自宅で出来るならそうした方が良いですね。
　　　　お金の回りも良くなります。」

と言ったら、なんと２，３カ月後にはもう引っ越ししていたんですね（笑）
営業場所を変えるというのは大変なことですから、その速さには驚きました。

▼２．上手くいった方法は人に教える

小笠原様はエキテンの集客が非常にお上手で、
患者様も喜んで口コミを書いて下さるそうです。
すると、そういう上手くいった方法をすぐメールで教えてくださるんですね。
ノウハウを自分のものだけにせず、周りの人にも教えてくれるのです。
こういう人は周りに応援される人なので、どんどん味方が増えていきます。

▼３．本を読む習慣

私は本が好きなのでよくオススメ本を紹介するんです。
すると、次回の電話の際にはその感想を教えてくれるんですね。
ということは、「感想を言えるくらい読んでいる」ということです。
これって簡単に聞こえますが、意外にむずかしいことですよね。
コツコツと見えない努力をしているんだなと思います。

■今回の事例から何が学べるか

今回の小笠原様の事例ですが、とにもかくにも「スピード」なんですね。
商売をやる以上「行動の速さ」が命なんです。

新幹線だって、スピードが速いから
みんな多少高くてもお金を出すんです。

逆に各駅停車の鈍行はあまり利益が出ないと聞きます。
それとおなじで、仕事をダラダラやっていたら儲かるはずがないんです。
元マクドナルド会長の藤田田さんもこちらの本で書いていますが、

▼チャンスをお金に変える方法
http://www.amazon.co.jp/dp/4584391823

６０％いけると思ったらすぐやる。
１００％、すなわち完璧を狙うとチャンスがどんどん逃げていく、と言います。

スピードが早い人はそれだけ空振りも多いかもしれませんが、
改善のスピードも速いので、結果的にすごい勢いで成長しているのです。

そもそも失敗を失敗と思わず、
「またひとつ賢くなった」と思うだけの話なんです。

もちろん失敗して再起不能になるようなものには飛びついてはだめですよ（笑）
というわけで、
　１．素直に
　２．学び
　３．すぐやる

これが出来ている人はグングン伸びて行きます。
人それぞれ自分のペースというものがありますので、
以上のようなことを参考にしながら無理のないペースでがんばっていきましょう。

【骨盤矯正の集客】福岡の成功事例

2014-03-04 [記事URL]

こんにちは、杉原です。

今回は天神で整体をされている内村様の事例になります。
http://kotsuban-kingdom.com/

まずは内村様よりご感想をいただきましたので引用させていただきます。

～内村様からのご感想　ここから～

「知人の紹介で杉原さんを知り、SEOとPPC広告をお願いしました。
業者さんは沢山いるのでどこに頼んだらいいか分からず迷っていたところでしたのでとても助かりました。
会員になると電話相談が出来るのですが、私が忙しく電話をする隙がないのでメールでよくやり取りをするのですが、
大体朝早くにお返事を頂けてレスポンスが早いなと嬉しく思います。

また、PPCを設定してからは新患さんが増え少しずつですが売上が上がってきました。
杉原さんは色々勉強されていますし、お人柄がとてもよい感じがしてとても喋りやすいです。
また、色々相談にも乗っていただけるので大きな会社さんとはまた違った雰囲気で良いと思います。」

～ここまで～

内村様はとても気さくな方で、いつも元気で明るい印象がございます。
現在は店舗拡大に励まれており、集客も順調のようでなによりです。

それでは、今回の内村様の事例から学べることは何でしょうか。
ご本人が努力されているということは言うまでもありませんが、
あえて２つポイントを挙げるとすれば下記のようになります。

▼１．福岡市の骨盤矯正に特化した

特定エリア（福岡市）で、特定業種（骨盤矯正）に特化した切り口が功を奏しました。
ポイントは、なにかしらの分野でＮｏ１の集客を取ることです。

整体院を開業する際は、人それぞれ事情が異なりますから
開業資金も多かったり少なかったりします。

それに見合った、特定分野でＮｏ１を取るように心掛けることですね。
これが、資金がないのに広い範囲で戦おうとするとイチコロで負けてしまいます。
「小さくはじめて大きくしていく」
資金力、時間、労力の大きさに見合った範囲で、エリア、業種を決定されていくと良いでしょう。

▼２．動画を活用した

サイトをご覧になって頂けると良く分かりますが、
http://kotsuban-kingdom.com/

ユーチューブの動画を多用されていることが良く分かります。
最近は、通信速度が上がりスマホでも動画がサクサク見れるようになりましたね。
なんと言っても、動画は圧倒的に”信憑性”が高いです。

もしお客様の声が、ただのテキスト文字だけだったら「サクラじゃないの？」と疑われるわけです。
「圧倒的な証拠」
これを出せるのであれば動画でも画像でも良いのですが、
ユーチューブなどを使うと勝手に「圧倒的な証拠」が出来上がるということですね。

■サイト訪問者が感じる３つ壁

新しい患者様はこんな心境でホームページを見ている、
というのを３つだけピックアップしてみました。

　１．読まない
　　ヘッダー画像以下は半分以上見られていないというデータがあります。
　　すなわち、ヘッダー画像で失敗すると、その下の部分は一生懸命作っても読まれていないということです。

　２．信じない
　　いくらあなたが「私の治療はこんなに素晴らしいんです！」と声高に叫んでも、
　　初めてあなたのホームページを見る人は疑ってかかっているのです。

　　なぜなら、本人だったらなんとでも言えるわけで。
　　だから、昔から予備校の広告は「合格者の声」と相場が決まってるんですね。

　　したがって、
　　「ホームページに第３者の声を載せる」
　　これが信じないの壁を突破する最も簡単な方法です。

　３．行動しない
　　最後に、基本的に人はめんどくさがりということを理解することです。
　　電話番号が分かりづらかったり、スマホから電話できなかったり、
　　
　　問合せフォームの必須項目が異常に多かったり、
　
　　めんどくさいことだらけのホームページは申込率がどうしても悪くなってしまうのです。
　　したがって、ヘッダー画像に大きく電話番号を載せるなどして、
　　いかに簡単にお申込みいただくか。

　　これが売れるホームページの大原則です。
以上の３点を意識するだけで、あなたのホームページもガラッと変わってくるでしょう。
というわけで、

　１）ホームページの切り口、魅せ方を学ぶ
　２）今すぐなにか１つやってみる

これを淡々と繰り返してみてください。

■編集後記

「淡々と」、というのが重要です（笑）
すなわち、目の前の業務に「飽きない」ということですね。

何かが起きても自分のペースを乱さない、
　・悪いことがあって落ち込まないようにするのは当たり前、
　・良いことがあっても必要以上に喜ばない、

やる気がたかぶっているのは良いことですが、
　・モチベーションが低いことを問題と思うのは当たり前、
　・モチベーションの上がりすぎもまた同じくらい問題である

そして、「軸をぶらさない」、ということです。
「隣の芝生は青く見える」という言葉通り、
なぜか自分がやっていることより
他人がやっていることの方がうらやましく見える深層心理が働きます。

目の前のやるべきことを、
　１．淡々と
　２．軸をぶらさずに
頑張っていきましょう。

今は情報があふれかえっていますから、以上のことを特に意識したいものです。

整体院のライフタイムバリュー 知るだけで業績が上がる２つの数字

2014-02-06 [記事URL]

こんにちは、杉原です。
１月が終わりまして続々と新年の結果報告を頂いております。

その中で、２０１３年の結果について会員の皆様にお伺いしているのですが、
ひとつ興味深い話をしたいと思います。

私がある質問を２つするのですが、この質問に対して即答出来る方は
ほぼ１００％業績が良いという不思議な関係があることに気づきました。

その質問は何かと言うと・・
　１．昨年の新規獲得コストはいくらですか？
　２．昨年のライフタイムバリューはいくらですか？

これを即答できる方、すなわち頭に入っていた方は総じて業績が良いということでした。
もちろん、上記の数字を把握していなくても業績の良い方はたくさんいらっしゃいます。
「？？、ライフタイムバリューって何？」
という状況でも全く問題ありません。

これを知っていて実際に計算されている方は１０％もいないと思いますので、
今からその意味を知って実際に計算までできればもう９割のライバルを越しています。

私たちは治療家でありながら、経営者でもあるので、
経営について最低限の知識がないと治療に専念できません。

目的は身体の痛みから解放させてあげることの喜びだったはずが、
なぜか目の前の業務に忙殺されて毎日が終わってしまうということもあります。

業績がある程度良い方でも、
「はたしてこれはいつまで続くのだろうか」
と漠然と不安感を抱いている方も多いかもしれません。

そんなあなたのために、この２つの数字を覚えておかれると良いでしょう。
自分を客観的に数字で計れるチャンスはなかなかないので、
ぜひやってみてください。
なにも難しい方程式を解く必要はありません（笑）
いずれもたった５分程度で計算できますので、ぜひやってみてください。

では、この数字についてもう少し詳しく見ていきましょう。

▼１．新規獲得コスト

これは聞いたことがある方も多いかと存じます。
広告費や宣伝費を新規患者数で割った数字ですね。

　広告費　÷　新規患者数　＝　新規獲得コスト（別名　ＣＰＡ、ＣＰＯ　等）

例えば、広告費１００００円で、新規患者さんが１０名来たら、

　１００００円　÷　１０人　＝　１０００円

という計算になります。
マーケティングによりますが、ご参考までにＰＰＣ広告ですと
地方で１０００円程度、首都圏で３０００円程度が目安になっております。

▼２．ライフタイムバリュー（生涯顧客価値）

これは患者さん一人あたりが総額でいくら治療費を払うのか、という数字です。
リピート率、という言葉もありますが、これは料金がいくらかでずいぶん左右されますので
あまり客観的指標になりにくいです。

たとえば治療費１０００円と、治療費１万円ではリピート率を単純に比較できないということです。
そこで出てくるのがライフタイムバリューです。

１人あたり生涯でいくら払ってくれるのか
計算方法はこちらになります。

　売上　÷　新規患者数　＝　ライフタイムバリュー　（別名 生涯顧客価値 etc.）

簡単ですね。
ただし、できるだけ期間を長くとられた方が良いでしょう。

例えば去年１年間とか、ここ半年、最低でもここ３カ月くらいの期間で計算された方が良いです。
個人の治療院等ですと１カ月のデータではバラつきが大きすぎてあまり参考になりません。

例えば、去年１年間の売上が１０００万円、新規患者数が２００人だとすると、

　売上１０００万円　÷　新規患者数２００人　＝　５万円

がライフタイムバリューになります。

これはすなわち、１人あたりどれだけ喜んでいるか、という客観的数字でもあるのです。
この数字が高ければ高いほど、紹介されますしリピート率も高い、といったイメージになります。

通常、一般的な整体院はこの数字が１万円?１０万円という幅があります。
もちろん低いから悪いというわけではないのですが、
高い方が精神的に楽なのです。

数字が低いと、毎月新規患者さんをとにかく集めないといけないので、
常に不安がつきまといモチベーションが上下してしまいます。

マーケティング力が強い治療院はライフタイムバリューが低くてもやっていけるのですが、
そんな所ばかりではないと思いますので、とにかくこの数字は高ければ高いほど良いです。

というわけで、今回は
　１．新規獲得コスト
　２．ライフタイムバリュー
の２つの概念についてお話させていただきました。

まずはこの数字をサクッと計算していただき、
自分が今どんな位置にいるのかを客観的に評価してみてください。

すると、新規を対策した方が良いのか、既存の方を対策した方が良いのかが
正確に判断できるようになります。

■編集後記

私の会員さんでは、ライフタイムバリューが１０万円近く出ている人がいるのです。
この方はネット経由の新規患者さんは月５名程度ですが、
紹介が多く、昨年はほぼ毎月前月の売上を上回ったと聞きました。

なぜ、かたや１万円代の方もいるなかで、
その１０倍に匹敵するライフタイムバリューを実現できるのか。

その秘訣は、治療技術がすぐれているということだけではなく、
“コミュニケーション方法”にあったようです。
当面は会員さん限定となってしまいますが、

今後はそんな話もしていきたいと思います。

【2014年】他業種に学ぶ”商売繁盛の科学”

2014-01-08 [記事URL]

こんにちは、杉原です。

「他業種に学ぶ”商売繁盛の科学”」
お正月は福島県いわき市に帰省するとともに、
生まれ故郷である会津若松市にも行ってきました。

会津というと、幕末の動乱で戊辰戦争の舞台にもなったところですね。
昨年は、綾瀬はるか主演の大河ドラマ「八重の桜」でも有名になりました。

さて、会津に行くと決まっていくお店があります。
こちらの、「めでたいや」というラーメン屋さんです。
http://www.medetaiya.co.jp/index.html

会津は太ちぢれ麺の喜多方ラーメン、ソースかつ丼が有名なので、
どこの食堂にいってもこの２つのメニューがあるんです（笑）

ここはもともと他の食堂と同じ、小さな店舗で
コツコツと切り盛りしていたごく普通のラーメン店でした。

それが、今では客席数１００以上で行列も絶えない人気店になっています。
最近では駅前にも出店し、口コミが口コミを呼ぶまさに大繁盛のラーメン屋なのです。

さらに驚きなのが、観光客でにぎわっているならまだしも、
地元の方からも大変愛されているわけです。
飲食店の話にはじまりましたが、
私の治療院の会員さんにも、こういう方がいます。

１０年間、人口数万人規模の地方都市でひとり接骨院を経営し、
今では新規をお断りするほど忙しい整骨院を複数経営されている方です。

まさに会津のめでたいや状態（笑）
できるなら、治療院もこんな繁盛店を目指したいところですね。

さて、治療院と飲食店、全く関係のない業種ですが、
繁盛店にはかならず一定の法則が存在します。
法則とは、１＋１＝２の世界です。
１＋１＝２は、だれがやっても１＋１＝２なんです。
こういうのを”科学”というわけで、商売の世界にも”科学”があるんです。

では、「商売の科学」というと少し話が大きすぎるので、
「治療院ネット集客の科学」だけに特化してみましょう。

■治療院ネット集客の科学

このメルマガでは何度も繰り返しお伝えしておりますが、

　１．エリアと切り口
　２．売れるホームページ
　３．ＰＰＣ広告とＳＥＯ対策

この３ステップは今でも変わることはありません。
ただし、時代とともに若干その中身が変わってきます。

具体的に言うと・・

１．エリアと切り口

　首都圏では極端な切り口が受ける傾向があります。
　例えば「深夜型の出張整体」とか「産前産後に特化した整体院」といったものです。
　一方、地方の片田舎の方ではあまり切り口を絞らない方が良いでしょう。
　あまり地方で絞りすぎると、返って反応が悪くなることもあります。

２．売れるホームページ

　昔はパソコンだけ気にしていれば良かったのですが、
　最近はスマホでも画面サイズが多種多様です。

　例えば日本で売れているアップル製のアイフォンと、
　サムスン製のギャラクシーを比べてみても
　同じスマホなのに画面面積が２倍くらい違うのです。

　これにパソコン、タブレット、従来のガラ携ときていますので、
　すべての画面サイズに対応するような柔軟なＨＰが求められています。
　というわけで、売れるホームページはどんなデバイスでもストレスなく見えるサイトということになりますね。　
　もちろん、来る前に安心感を与える情報は必ず盛り込まないといけません。

３．ＰＰＣ広告とＳＥＯ対策

　ＰＰＣについては、とにかくクリック率とデータをためることです。
　ＳＥＯもそうですが、過去に何をしていたか、ということがとても評価されます。

　したがって、ＰＰＣ広告はなるべく高いクリック率を出しながら、
　そのアカウントを自分のものとして育てていくと良いでしょう。

　そして、ＳＥＯ対策にも同じことが言えます。
　ＳＥＯはＰＰＣに比べて時間の流れが遅いので、よりゆっくりとコツコツ育てていくイメージです。
　ＳＥＯで焦ると返って逆効果になります。
　植物に水をたくさんかけても成長するスピードは決まっているのです。
　
　また、ＳＥＯやＰＰＣは海釣りみたいなもので、
　防波堤で釣りをしているおじさんを思い浮かべてみてください。
　１本の竿で勝負している人と、５，６本の竿を並べている人では明らかに釣果も違うわけです。
　ＳＥＯも同じで、１つのビッグキーワードで勝負している人と、
　複数のスモールキーワードで狙っている人では安定感が変わってきます。
　
というわけで、以上の３つはいつも変わらない”治療院ネット集客の大原則”だと考えております。
そして、会津の人気飲食店も、地方で活躍する整骨院も、
基本的に商売繁盛には一定の科学が存在するということです。

したがって、

　１．他業種に学ぶ
　２．繁盛店に学ぶ
　３．１＋１＝２の科学から外れない

こんなことを意識しながら、２０１４年も良い年にしたいところですね。

■編集後記

飲食店の接客も、治療院のネット集客も、
繁盛するには一定の法則があると言いました。

そんな中の１つに、”笑顔”があります。
私が制作させていただいたホームページも、ほぼ１００％、院長様の笑顔が載っています。
http://joseitiryouka.com/menu1.html

ホームページでは笑顔だったのに、来店してみたらブスッとしていた、
なんてことがあったらリピートがおぼつかないでしょう。

ホームページの時点ですでにブスッとしていたら、そもそも初回来院さえおぼつかないでしょう。
こんなことも、科学なんです。

世の中ほんとにシンプルにできていて、難しいことはやる必要がないんです。
難しいことをやっても長続きしないですし、どうせやるならシンプルに楽しくいきたいですね。

【整体集客】２０１３年記憶に残った成功事例

2013-12-27 [記事URL]

まず１つ目は、静岡県で２店舗接骨院を経営されている中村様です。
http://www.fuzikotsu-yaizu.com/

中村様は焼津市の整体（整骨院）として開業し、その際に私へご相談いただきました。

　杉原：「開業して半年経ちましたが、いかがですか？」
　中村様：「軌道に乗りすぎて、本当に感謝しています。スタッフたちも本当に良く頑張ってくれるんです。」

とのことで、とても順調な様子です。

中村様のポイントを１つだけ言うとすれば、「人徳の深さ」と言うしか他にないでしょう。
尊敬する経営者である斎藤一人さんの本で、
「ボーリングの１番ピンを倒せ」という話を読んだことがあります。

どういうことかというと、
まず私たちは目の前にやることが多すぎるのです。

　・ホームページ制作の打合せ
　・ＰＰＣ広告代行業者の選定
　・最新のＳＥＯ対策への追随
　・治療技術の習得
　・スタッフの育成
　・税務、キャッシュフローの改善
　　etc.

これら１つ１つの課題をボーリングの１ピン１ピンと見立てると、、
どこを倒したら全部倒れるのか、その１番ピンを見つけることに集中するんだということです。

詳しくはこちらの本を参考にしていただくとして、
http://www.amazon.co.jp/dp/4569790917

結論から言うとその１番ピンは、「人を動かす魅力」と言っています。
中村様はそれを自然とできているように思えますし、
その背景には相当な努力をされてきたのだと察します。

というわけで、一朝一夕にどうにかなるスキルではないですが、
長い時間をかけてでもこの力は養っていく必要がありますね。

２つ目は、旭川市で整体院をされている小笠原様です。
http://www.genkinoteate-aundo.com/

今年の夏にネット集客を本格的にはじめ、その効果に驚かれているようです。
なんと言ってもホームページの笑顔が素晴らしいですが、
さらに学びになるのは小笠原様の「習慣」です。
朝早起きして、ブログを書いたり運動することが癖になっているということです。

私も朝早起きが習慣になっており、
起きてから朝食までの２時間の仕事は欠かしたことがありません。
なにごとも継続に勝るものはありません、習慣の力を味方につけましょう。

最後におまけとして私の母の事例になります。
http://aimiseitai.com/

昨年は施術のしすぎで疲れた言っていました（笑）
というわけで、２０１３年は高級路線にポジショニングを移行し、
結果として顧客単価が昨年の１．７倍くらいにあがってきました。

顧客単価が上がることによって、だいぶ自分の時間もできたようです。
そんな母は今年も毎月のように東京に入っては自分みがきに精を出していました。
福島県いわき市と東京を毎月バスで往復ですよ。
今年６０歳になる女性がよくやるな?と感心します。

売り上げたお金と、空いた時間を次の自分に投資していたのですね。
これはとても大事なことです。

▼２０１３年のマーケティング

上記以外にも事例はたくさんありましたが、
総じて言うと２０１３年は”スマホとＰＣ両方対策された方”が功を奏してきました。

マーケティングに関しては依然”ＳＥＯとＰＰＣ”になりますね。
既存客向けにフェイスブックページを上手く活用されているところ、
また、新規患者集客にラインを活用する事例も出始めてきました。

来年はスマホも大型化し、ＰＣ、タブレット、ガラケーなど、
多種多様なデバイスでホームページが見られることになります。
ある人は、
　お昼の休憩時にスマホでＰＰＣ広告をクリックし、
　家に帰ってから、夜パソコンで口コミをチェックする。
という行動パターンがあります。
ある人は、
　
　チラシを見て、
　そのあとホームページをチェック、
　院長さんのフェイスブックやアメブロを見て最終的に判断する、
という行動パターンもあります。

すなわち、「すべて見られている」と思った方が良いでしょう。
複数サイトを持つ人も、ほとんどすべてチェックされていると考えた方が良いかもしれません。
どのサイトからの成約率が高いか、と考えるのはもう意味がなくなってきたかもしれませんね。

したがって、整体のマーケティングは”ＳＥＯとＰＰＣ”を中心に一通り全部やる、ということになります。
私のネット集客の恩師、平賀正彦氏もあらゆるマーケティングを駆使した”フルマーケティング”を推奨してきました。
http://www.hiragamasahiko.net/2006/04/
　
今にはじまったことではないですが、
２０１４年はよりリピートの重要性が高まってくるでしょう。
リピートを一言でいうことはできないのですが、「魅力を上げる」ことが一番のリピートにつながります。

そのためには、セルフイメージの向上、自分みがき、ということになります。
来年はその辺りを中心にお話していくと思います。

以上、まとめますと、
　１．人を動かす魅力を持ち、（中村様の事例）
　２．習慣を大事にし、（小笠原様の事例）
　３．マーケティングを怠らない

ということになります。

来年は多種多様なデバイス（パソコンやスマホなど）でホームページが見られることになります。
それに合わせて、ホームページもどんどん進化させていくつもりです。
そしてホームページに負けないよう、お店や人の魅力も上げていきたいですね。

【他業種に学ぶ】必勝法のケーススタディ

2013-12-19 [記事URL]

こんにちは、杉原です。

先日Ｙａｈｏｏニュースを見ていたらこんな記事を見つけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131213-00000500-fsi-bus_all

デジタルカメラのメーカーＮｉｋｏｎの「Ｄｆ」という高級カメラが
予想を超える人気で、生産が追いつかないほどということです。

私はカメラにはあまり詳しくないのですが、調べてみると
この「Ｄｆ」という機種は３０万円もするのですね。

一方で、１万円?５万円くらいの低価格帯の
コンパクトデジタルカメラは市場が縮小しているそうです。

これはスマートフォンの普及による影響が大きく、
実際私もアイフォン５ｓのカメラ性能の高さには驚いております。
「スマホでこれだけ撮れるなら、デジカメはいらないんじゃないか？」
と本当に思いますね。

こうなってくると、キャノンやニコンに代表されるようなデジタルカメラメーカーは
「高級機種」に経営のウエイトをシフトしていきます。

▼この事例から何が学べるか

さて、この全く別な業界から学べることが本当に多いのです。
いわゆる、”ケーススタディ”、事例研究というものです。

例えば治療院業界で言うと、最近の傾向として
６０分３０００円クラスの整体リラクゼーションのチェーン店が多くなりました。
あなたがお住まいの地域にもすでにあるかもしれませんね。
すると、個人で経営している整体院や、

整体をメニューに加えていた整骨院、鍼灸院などはその影響を多大に受けることになります。
「自分は関係がない」と思っていても、時代の流れは冷酷で
自分がどう思うかどうかとは関係なくその波が押し寄せてきます。

では、私たちのような個人の治療院はどういう戦略を取れば良いのでしょうか。
３つ、戦い方があります。

▼１．価格を上げる

まず安売り店と競合しないことですね。
このメルマガでも繰り返しお伝えしておりますが、
孫子の兵法では「戦ってはいけない」と冒頭に書いてあります。
中途半端な価格帯をやめ、思い切って高価格メニューを用意するということです。
もちろん提供するサービスもそれに合わせて品質を上げないといけません。

▼２．○○専門店になる

症状特化型の治療院になる、ということです。
例えば「腰痛ぎっくり腰専門」とか、「肩こり頭痛専門」といった感じですね。
これをすると新規患者の数が多くなるということではなく、
“長期的な関係を築ける患者様”とつながりやすくなる、ということです。
ホームページに”価格以外の評価軸”を持たせることです。
値段が安いからという理由ではなく、○○の症状に特化しているから、という理由で来院して頂くのです。

ただしこの欠点は、どの切り口が上手くいくかはやってみないと分からないことがあります。
日本一の商人、斎藤一人さんも言っていますが、
商売なんて１０回やると７，８回は失敗する、といいます。

私も大学の研究室に所属していた時は、いろんな実験をしたものです。
面白いことに、本当に実験の８割は失敗するんですね。
そして、実験の２割くらいは大当たりが出るんです。
それを先輩や先生方の前で発表して、一緒に喜びを分かち合う。
これが最高の幸せであり、世の中はシンプルにできています。

ただ、できればその失敗も最小限に抑えたいところですので、
自分がやりたいことではなく、”過去に成功事例のある切り口”から始めて行く必要があるでしょう。

▼３．自分にしかできないことにフォーカスする

整体、という言葉はある意味だれでも使えるものなので、
すぐに混戦状態におちりやすいです。

したがって、例えば鍼灸院でしたら、
鍼灸でしか治療できないことに特化する、というのが一番効率が良いです。

鍼灸院なのに、整体やリラクゼーションに手を出してしまうと、
限りあるエネルギーが分散してしまうので、長期的には得策ではないです。

お金、時間、労力を、すべて”自分にしかできないこと”にフォーカスしていく必要があります。
この”フォーカス”というのはとても重要なのに意外と見過ごされがちです。

太陽の光を紙にただあてても燃えませんが、
虫眼鏡で光を集中させるとアッという間に紙は燃えます。

豆電球の光を見ても目に影響はありませんが、
レーザー光を直視すると失明することもあるほどです。

豆電球の光は分散しているのに対し、レーザー光は一方向に集中しているからですね。
すべて、フォーカスの力です。
以上、ここ数年のトピックとして、
　１．格安整体リラクゼーション店の進出
　２．スマートフォンの普及
を無視するわけにはいかなくなってきています。

冒頭のＮｉｋｏｎの話に戻りますが、
　・コンパクトカメラは低価格モデルを中心に苦戦が続く
　・３０万円もする高級カメラが生産が追いつかないほど絶好調
Ｎｉｋｏｎは、自分にしかできない高性能カメラにシフトして成功しています。

これをご自身の治療院にも当てはめて頂きたいのです。
　１．価格を上げる
　２．○○専門店になる
　３．自分にしかできないことにフォーカスする

この点に注意しながら進めていくと時代の波に飲まれることはないでしょう。

【言葉の力】福岡の明るい整体院

2013-12-10 [記事URL]

こんにちは、杉原です。

今日は福岡西区姪の浜で整体をされている「からだ回復整体福岡西」の牧野様の事例紹介になります。http://kaifukufw.com/

さきに、牧野様よりご感想を頂いておりますので、ご紹介させていただきます。

～牧野様からのご感想　ここから～

杉原さんにホームページを作っていただく前にすでにホームページをもっていました。
大手のホームページ業者にＳＥＯをしてもらっていましたが、月日が経過するにつれて順位が下がってしまい、
自分でＰＰＣ広告もやってみましたが効果ありませんでした。
打開しなければと考えていた時に杉原さんの広告を拝見しました。

最初は無料のメール相談から始めて、いくつかの質問にも迅速で丁寧に回答していただきました。それでもホームページの作成を依頼するのに3ヶ月ほどかかりました。（笑）

私が杉原さんにホームページの作成を依頼した理由は人柄の良さはもちろん私と同じ一人で経営をされていることです。
大手の業者にはない親しみを感じたからです。
出来上がったホームページを見たときはワクワクしました。
ホームページを作って良かったなと思いましたし行動してよかったです。

電話で毎月お話していろいろな情報をいただいたり、アドバイスをいただけることにも感謝しております。
今後もお世話になります。よろしくお願い致します。

～ここまで～

牧野様は福岡の姪の浜で整体院をされています。
基本的にはネット経由の集客を強化されておりますが、
今となってはネットを強化している整体院は珍しくありません。

特に、東京、大阪、名古屋、福岡などの主要都市はほとんどネット競争が激化してしまいました。

では、こんな中でなぜ牧野様が上手くいっているのか、２つポイントがあります。

１．切り口を絞った
福岡西区というエリアで、産後骨盤矯正という切り口に絞った、ということが要因のひとつです。
普段から繰り返しお伝えしておりますが、整体院のネット集客は３つのステップしかありません。

　１）エリアと切り口
　２）売れるホームページ
　３）ＰＰＣ広告とＳＥＯ対策

この中で、１）エリアと切り口　が全体の８割を占めるくらい重要度が高いのです。
エリアと切り口が定まっていないまま、
　２）売れるホームページ、
　３）ＰＰＣ広告とＳＥＯ対策
を続けても、
短期的には上手くいっても長続きしないことが多いのです。

すなわち、「エリアと切り口」を決める前の”リサーチ段階”が、
非常に重要だということを特に強調しておきます。

２．性格が明るい

「ちょっとちょっと、性格が明るいだけで上手くいくー？？」
と思われるかもしれませんが、もちろん性格だけでは業績は決まりません。
しかし、牧野様をはじめとする現会員さんでもそうですが、

とにかく明るい方が多いのです。
さらに具体的に言うと、”口からでる言葉”ですね。
業績が良い時に「先月は良かったです」は当たり前に出てくるとして、
問題は業績が悪かった時に出る言葉です。

＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
　「先月は少し新患さんが減ったのですが、リピートしてくれる患者さんばかりで助かっています」
とか、
　「先月は少し暇だったので、空いた時間にブログをコツコツと書いてみました。どうでしょうか？」
という感じです。

明るい方は、良い時も悪い時も、常に前向きに事を進めていきますし、
事実、１年を振り返ってみると上向きに事が進んでいます。

一方、業績が悪い時に
　「インターネットはもうだめだ」
と言ってしまうと、本当にそうなってしまうから恐ろしいものです。

“言霊”、という言葉がありますが、口からでる言葉が現実となる、というのは古代から信じられていたようです。
今ほど言葉が発達していない古代日本において、言葉はとても厳粛でその取り扱いに慎重を喫したということです。

事実、少しスピリチュアルな要素を含みますが、私もそうだと実感しています。
私がサラリーマン時代にこの事実に気づいてから、しゃべる言葉にはとにかく気をつけるようにしました。
グチを言いたい時、明らかに自分に非がない時でさえ、ぐっとこらえて「自分の責任」と思うように努力したのですね。
それ以降、みるみるうちに身の回りの環境が変わってきたのです。

牧野様も、月１回のお電話相談でお話させていただくのですが、
ほとんどグチや後ろ向きな言葉を聞いたことがありません。

起業独立は１００％社長ひとりの責任ですから、
これから整体院を開業する方も、以上の点を念頭に事を進めると良いでしょう。

以上まとめますと、
　１．エリアと切り口を絞り、
　２．ＰＰＣ広告とＳＥＯ対策は当たり前に実践し、
　３．なおかつ性格が明るい

この３点を抑えれば上手くいかないわけがないという気がしてきます（笑）
今後ますますネット上の新規獲得が競争を増してきます。

すると、リピート率のアップ、すなわち”人間性”や”コミュニケーション力”の比重が高まってくることは容易に予想できますね。
２０１４年はその辺に注目してがんばっていきたいものです。